アクバルとビルバル

世界のカメちゃん

2006年04月25日 18:03

※以下は、私の愛読メルマガ「がんばれ社長」の一文です。

http://www.e-comon.co.jp/

・・・・ここから・・・・↓

インド・ムガール王朝第三代皇帝アクバルは戦場で誕生した。当時
のインドは戦国時代であり、学芸に親しむヒマがまったくない武人中
心の時代でもあった。

そのせいか、皇帝アクバルは学芸に関心が厚く、学者を尊敬していた。
その側近にビルバルという面白い学者がいて、その智者ビルバルと皇
帝アクバルとの対話や逸話が沢山残されている。

●逸話その1

宮廷に国中の賢人を集め、壁に一本の線を引いてアクバルはこう言った。

「誰か、この線に触れることなく、それを短くできる者はいないか?」

賢人たちは皆押し黙ったまま誰もできないでいた。

●そこへビルバルが登場した。

ビルバルがやったある行為を見て宮廷内はどよめいた。
皇帝が出した問いの本質を見抜き、ビルバルがみごと正解したのだ。

あなたならどうする?

●長い短い、大きい小さい、有名無名、大物小物、上手下手、うまい
まずい、はすべて相対的なものだ。絶対的ではない。
だから皇帝が出した「短くせよ」という問いに対しては、相対的に短
くすれば良いだけだ。手を触れないで絶対的に短くすることなどでき
ない。

だからビルバルは、皇帝が書いた線の横にもっと長い線を引いたのだ。
それが正解だ。

●経営には絶対の世界と相対の世界がある。
たとえば、売上げや利益、社員数など定量化できるものはすべて相対
の世界だ。他社との比較、過去との比較において上を目指す。
だが相対的なものだけを基準に経営していては、いつまでも不安や恐
怖から逃れることはできない。

●二つめの逸話は明日にする。

・・・・・ここまで

<私のコメント>

”経営には絶対と相対がある。”なんとなくわかっていたようだが、言われてみて
気がついたことだ。今日も勉強になった。

実は、この「がんばれ社長」メルマガを愛読し、ひょんなことから著者である
”武沢信行氏”をはじめて沖縄に招いたのが私だ。

今では「沖縄非凡会」として、年1回の読者の会を開いている。
今年も7月6日に予定を組んでいる。http://sunkey.net/okihibon/
※ホームページは前回の内容です。

私がなぜ彼のメルマガを好きなのか?の理由に「人間だれしも”自分株式会社”である」
という個人の意識が会社そのものだという強いメッセージがある。

私も社長として実現させたい”夢”がある。現在それを進行中。
それを実現させるには、だれかの手助けや自分の真剣な思いを具現化する方法が必要だ。

”自分にはこんな思いがあるが、うまく表現できない。実行できない”という社長さん
ぜひともこの「がんばれ社長」のメルマガを一読してほしい。(登録、購読無料)
このメルマガは問題解決の糸口を毎回違った視点でメッセージを出してくれる。

私も役に立っている。貴方にもきっと役に立つはずである。
メルマガ登録はこちら http://www.e-comon.co.jp/

★昨日4/24をもって、めでたく37歳になりました。ありがとうございます。

関連記事